土木作業員の仕事とは
土木作業員は、あらゆる工事の基盤となる「土木工事」を手掛ける職業です。
土木工事には、道路のアスファルト敷設工事や、山の掘削工事、河川の護岸整備工事、一般住宅の区画整理工事、自然災害発生時のインフラ復旧工事など、さまざまな種類ものがあります。
このため、土木作業員の仕事内容も多岐にわたりますが、おおまかには、力仕事がメインとなる「土工」業務と、機械操縦がメインとなる「機械士工」業務の2種類に分類することができます。さらに、ある程度のキャリアを積んで、資格を取得した後には、実作業だけではなく工事全体を取り仕切る監督者として、工程管理や安全管理を担うこともあります。
近年は、地震や豪雨などが相次ぎ、それに伴う道路のひび割れや陥没、土砂崩れといった被害が多発しており、インフラ設備をつくる・守るという土木作業員の役割は、より社会的重要性を増しています。